毎年、8月になると春日井市、愛知県で平和祈念式典が開催されます。8月5日は春日井市での式典にインターン生と共に出席しました。現在を生きている私たちの命は昔の貧しい時代、台風や大地震などの自然災害、悲惨な戦争さえも生き抜いてきたご先祖様がいるからこその命だと思うと、感慨深いものがあります。最近のデータによりますと、太平洋戦争では戦闘による死者よりも戦病死者、餓死者が多かったとわかったそうです。多くの家族が引き離され、大切な人を亡くされました。あの悲惨な戦争を二度と起こしてはなりません。
春日井市長、市議会議長、遺族会会長、ご来賓と皆様が哀悼の言葉を述べられ、市内の小学生・中学生・高校生も戦争に関する作文を読み上げました。戦争体験者も遺族も高齢となり、戦争のことを語り継いでいく人も少なくなっています。残念ながら年々参加者が減少していくのも事実です。全員献花の後、「平和への誓い」を全員で唱和しました。
<平和への誓い>戦争のない平和な世界の実現は、人類共通の願いです。戦争の記憶が風化しつつある今日、戦争の悲惨さを後世に伝えていくことが今を生きる私たちの責務です。私たちは春日井市の戦禍の歴史を振り返り、改めて、犠牲になられた方々に哀悼の意を表すとともに 恒久の平和を願い 平和都市の建設に向けて努力していくことを誓います。令和元年8月5日